東京喰種SSログ1

平子丈/宇井郡
※追加中

平子丈

平子丈へのお題は『何回言ったら信じてくれますか』です。
が見てるのは!有馬特等でも宇井くんでもなくて平子さんなんです!」
何度必死にそう言い募っても、返ってくるのは「でも俺凡人ですよ」という全くこちらを信じていない返事。
超人に囲まれすぎて、自分に魅力が無いと思っている彼を信じさせるには、いつまでかかるだろうか。

あなたは『名前を呼んだだけなのに嬉しそうな顔をする』平子丈のことを妄想してみてください。
あっ、タケさん今笑った。
少し離れた所にいる平子を見て、伊東は思わず目を見開いた。他人が見たら違いなど気づかないだろうが、もう何年も隣にいる自分だから分かる。
仏頂面というか無表情が常のタケさんが、CCGの受付の女の子に名前を呼ばれて挨拶されただけで、酷く嬉しそうに顔を緩めた!

(CCG受け付けの夢主をいいな~と思ってる平子さんと、それに気づいて陰ながら平子さんを応援するくらもっさんとかイイネー!)

あなたは『濡れた髪を乾かしてあげる』平子丈のことを妄想してみてください。
「もう冬だ。そのままだと風邪をひく」
お風呂を出た後濡れた髪をそのままにしているを見て丈さんが言う。
「丈さん乾かして」
ダメ元でお願いしたら、丈さんは数秒止まった後ドライヤーを持ってきての後ろに立った。
「いくぞ」
意外とワガママを聞いてくれる所が大好きだ。

宇井郡

宇井ボーイタバコ吸うのかよ
「えっ」
「ん?ああ、お疲れ。隣座る?」
「あっ、はいお疲れ様です」
昼休みに局内の中庭に出たら、ベンチに宇井さんが座ってタバコを吸っていた。
「(宇井さんタバコ吸うんだ…)」
いつも、綺麗な人だなと思っていたのに。煙を吐き出す横顔が思った以上に男なことに初めて気づいた。

あなたは『ハードワークが祟って帰宅後玄関で寝落ちする』宇井郡のことを妄想してみてください。
玄関の鍵が開く音に頭を上げる。郡さん帰ってきた。
玄関に向かって、目に入った光景に驚く。
「……わ、」
連日の激務が堪えたのか、郡さんは靴を履いたまま玄関で眠り込んでいた。
あどけない寝顔に静かな呼吸の音。
「お疲れ様です」
しゃがみ込んで、真っ直ぐな黒髪をゆっくりと撫でた。

あなたが宇井郡で書く本日の140字SSのお題は『置いていかないで』です
「貴方だけは、どこにも行かないでください」
いつも気丈な郡の声は震えていた。
ハイルと有馬さんが亡くなって、佐々木君と平子君がいなくなって。大切なものが次々と消えていく辛さはどれほどのものだろう。
だけは、俯かせた顔の目元から零れ落ちる雫を拭える距離にいなければ。

(100話の宇井が本当に可哀想すぎて)