呪術廻戦SSログ1

狗巻棘/日下部篤也/
※追加中

狗巻棘

悪ノリ大好きな棘くんにからかわれたい

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このネタが呟きたくて去年の5月に「#じゅじゅプラス」タグを作りました。最初は私だけしか使っていませんでしたが、今はいろんな方に使ってもらえていて本当に嬉しいです。ジャンルの繁栄は喜び。


棘くんと交換日記
 棘君と交換日記をしたいけど、口調が分からない…それなら夢主側だけの日記を書けばいいのでは?と思い書いてみました。3日分(?)の日記ですが、全部0巻時点の話です。作中で日付が明らかになっていないので服装などから妄想しました。

2017/6/12 晴れ
待ちに待った転入生が来たね!乙骨君、大人しそうな感じだったね。
正直呪術師には向いてないんじゃないかな~って思っちゃったけど、呪いを解こうと意気込んでたし頑張ってほしいな。真希は結構ツンツンしてたけど、何かきっかけがあったらすぐ打ち解けそうな気がしたな。棘君はどう思う?
乙骨君に憑いてるリカ(漢字は里香だっけ?)、すっごい呪力だったね。教室入ってきた瞬間鳥肌立ったもん。全然説明受けてないから攻撃しそうになっちゃったし。五条先生ほんと適当だよね。
乙骨君は解呪の為に入学したって言ってたけど、多分任務には出るんだよね?少し前まで一般人だったのに大丈夫なのかな。

男の子の同級生が増えて、棘君嬉しそうだなーって今日見てて思ったよ!パンダ君も男は男だけど、パンダだから……。普段過ごしてるとあんまり気にならないけどね。
乙骨君と仲良くなれるといいね!も仲良くしたいな。

2017/6/16 くもりのち雨
確かに前回の分を読み返したら、かなり乙骨君のことばっかり書いてたなって思いました。でも転校当日だったし仕方なくないかな!それに棘君だって乙骨君と仲良くしたがってたし!まあ他の男の子の事をいっぱい書いたのは事実なので、謝ります。ごめんね!でも棘君が嫉妬してくれるのはちょっと嬉しいな~って思っちゃいました。
…今こう書きながら棘君のいつものおふざけなのでは?って思えてきた…本当はあんまり気にしてないのでは!?

昨日は遅くまで映画見てたんだね!今日の1時間目、棘君ちょっと眠そうだなーって思ってたから今回の日記を見て納得しました。あれ、多分五条先生気づいてたと思うよ…!
映画、も最近見てないな~。映画館なんて長いこと行ってないかも。そんなに面白かったなら棘君が見たのを貸してもらおうかな!授業中に居眠りしたら怒られちゃうから、は週末に見ようと思います。笑
今ちょっとスマホで調べたら2も出てるみたいだし、が1を見たら2は一緒に見ない?

2017/9/28 晴れ
改めて、今日は任務お疲れ様でした!!ちょっと心配だったけど無事に帰ってきてくれてよかった。優太君も頑張ったんだね!
指の怪我はほっとかないで、ちゃんと硝子さんに治してもらってきてね。見てるからね!ちゃんと行かなきゃだめだよ!

段々寒くなってきたね。棘君、髪が短いから見てると首筋寒そうだな~って思っちゃう。伸ばしたりはしないの?
寒いと言えば、そろそろ高専の自販機にも冷たい飲み物よりあったかいやつの方が増えてくるかな。、去年おしるこをバリエーションに加えてほしいって要望出したんだけど受理されてるのかな……。コーンスープも書いた気がする。どっちかは入れてほしいな!
来週のデートだけど、棘君はどこか行きたいところある?前回はの買い物に付き合ってもらったから、次は棘君の行きたいことに行ったり、したいことができたらいいな。

棘君は普通の夢を考えるのがやたら難しいですが、だからこそ文通とか交換日記したい!と思いますね。書いててすごく楽しかったです…。気が向いたら連載(シリーズ)にするかも。

日下部篤也

114話読んで(交流戦の後に彼女とこういうやりとりした日下部さんいたかもな…)と思った話

「宿儺の器いたろ。五条が拾ってきたやつ」
「この前少年院で死んだ?」
「ああ。あれ、生きてたんだよ」
「……マジ?」

 開口一番なんの話をするのかと思ったけど、あんまりにも衝撃的な情報に思わず目を見開いた。確か七月頃に自殺したって聞いたけど。五条は他人への反転術式は出来ないはずだし、宿儺が何かしたんだろうか。
 期待通りの反応をしたからか、少し面白そうにこちらを見下ろしてくる篤也はいつも通りチュッパチャップスを咥えている。

「大マジだ。五条が隠してた」

 口を開くたびに見え隠れする白い棒の先の飴玉は、小指の先ほどに小さくなっていた。コイツは絶対に最後まで飴玉を噛み砕かない。どうしても途中で我慢できなくなってガリガリと食べてしまうとは正反対だ。
 なんかも甘いもの食べたくなってきたな。冷蔵庫にシュークリームあるから後で食べようかな。

「ふーん。それで、高専やめるの?」

 太い眉を寄せて、篤也は胡乱げにを見た。

「あぁ? なんでだよ。やめねーよ」
「いや、我が身かわいいアンタなら宿儺の器の近くにいるの嫌で逃げるかと」
「バカヤロー、逃げるかよ」

 チュッパチャップスを咥えたまま、篤也は真面目な顔を作る。

「宿儺の器が近くにいるとしても、教師やめて1級の任務が多くなるより五条がいることが多い高専にいる方がまだマシだろ」

 そんなことだと思った。一瞬「おっ」と思ったが馬鹿だった。この男はいつだって、清々しいくらいにまったくブレない。思わず呆れのような笑いを口端に浮かべてしまったが、こういうところは嫌いじゃない。

「つーかいつまで玄関立たせんだよ。いい加減入れてくれ」

 客の扱いがなってねーな、と呟きながらわざとらしく肩をさする男を冷めた目で見る。まだ秋のとば口だから、夜になったってそんなに冷えはしない。風が涼しくて気持ち良いくらいだ。

「何しに来たの」

 目を眇めて聞くのに、篤也は自分に都合の良いことを考えてる時によく見せるあくどい笑顔を見せた。先の丸が無くなってしまった白い棒を口から出して、骨ばった指で挟む。開けたドアに寄りかかるに覆いかぶさるように目を覗き込んで、篤也は囁いた。

「器は生きてるわ特級呪霊が高専内に出るわで久々に命の危険感じたからな。そういうわけだ」
「最悪なんだけど」

 最悪だ。最悪の男だ。でも、迷いながらも渋々家に上げた私も同類だろう。
 玄関のドアを閉めるのと同時に唇が重なって、さっきまで食べてたチュッパチャップスはイチゴ味だったのだと分かった。

114話と115話読んで日下部さんすご~…く好きになりました。これからの出番が楽しみ